いま、日本中で、死者の増加が問題になっています。とくに、戦後教育を受けた団塊の世代は、そもそもが、無神論的な教育方針で育てられ、そこに戦後民主主義のイデオロギーが、政治的にも、マスメディアの情報でもというように押しつけられた、物質文明の信奉者であったため、死んでも、行くべきところが意識化されていないのです。日本では、いまでも、仏教の葬式が多く、そこでは戒名が与えられますが、もともと、戒名とは、仏教的指導者となる人間が自分に帰依した人間に弟子となることを承認するものとして授けた名前です。つまり、その死者は戒名をつけた仏僧の弟子となるのです。こんなことが、死後の世界で進行しているという話は、精神界には、ありません。つまり、この世の側の経済システムの一部ということです。ただ、死者が急激に増加し、その死者が生きている人間の意識にも感知されるようになっているのが、この時代が終末期だということを示しているのです。日本で流行したデスノートという物語は、現在の日本の姿を暗示していたのかもしれないのです。この領域を知るべきと感じたら、無神論者霊界の波動シールが役に立ちます。そこには、昔の霊界とは違う霊的存在の姿が見えています。
積 哲夫 記