(59)科学の背後にいた悪魔

唯物論しかないと信じてきた多くの科学者の脳内宇宙は、死んだら無に帰す、というものでした。そして、それらの意識活動を支えていたのは、現行文明も過去と同様の滅び方をして、最後の審判、という局面に自分たちのたましいのようなものの、責任が問われることのないようにという、たぶん、過去の滅びを経験したものたちの記憶のようなものらしい、ということが、分りはじめました。この宇宙の暗黒面にルーツを持つものが、いまの地球の科学の発展を支えてきたという証拠を提示してくれるのが、このサイエンスの波動です。普通の人間が考えるように、サイエンスというものは、明るい未来を拓く希望の光などではなく、その知の背後に、悪魔と契約をした人間の闇の力を隠しています。この波動シールを使うと、サイエンスの世界で、多くの業績を挙げた多くの才能の死後の世界の行く先に、コンタクトすることが可能になります。それを知ることで、人間の知は、かつてこの宇宙内で起きた滅びの記憶の中に、そのルーツがあることが理解できるようになります。闇の世界の科学というものの限界がそこにあります。これを突破できる力は、いまの科学にはないのです。

 

二千二十三年 一月十六日 積 哲夫 記