波動各論:6種の波動キット<想>その2
<想>のシールは、試してもらうと精神学のことをほとんど知らない人でも「ああ、なにかが出てます」「目の前が明るいです」「あたたかいです」と、素直にことばにしてくれます。
その反応がほぼ共通しているので、とてもわかりやすい波動のはず、なんですが…。
<想>は「忘れられやすくて、関心をもってもらえない」波動のようで、すぐに<呪>や<霊>や<魔>のほうに、みなさんの関心やエネルギーは向いてしまうんです。なぜでしょう?
それは、ほどんどの人は<呪>や<霊>や<魔>の波動帯のなかで、無意識にその波動をつかいながら生きていて、その「闇のしくみ」が脳にもカラダにもできてしまっているからです。
なかなか浄化力が上がらない理由もここにあります。そのしくみを【ただしい光のしくみ】に変えていくために、「浄化と上昇」や精神学の正会員プログラムはつくられています。
前回おはなししたように、<想>は「神様の光の波動」で「考えて、祈る層」ですよね。「忘れられやすくて、関心をもってもらえない」ということは、ほとんどの人は「神様のことをすぐに忘れてしまうし、関心もない」「考えたり、祈ったりしたことがない」ということです。いろんな波動シールができたので、こんなこともズバっとわかってしまうんですよ…。
なんだかさびしくて、残念な雰囲気になってきました。<想>の回ですから、神様にちかづけるようなおはなしもしますね。
信仰の原点、お祈りのはじまりは「いつも神様とともにありたい」「神様の近くにいたい」「神様はいつもわたしのことを見ていてくださる」という、気持ちやこころざし(志)です。
聖書には「神からはなれてしまい」や「神のみもとに立ちかえる」という表現があります。はなれてしまっても、いつかはそばにかえりたくなるのが、神様と人の関係なのかもしれません。
ただ、はなれてしまった「神様のそばにかえる」ためには、そうなった原因や理由を「悔い改め」なければなりません。
「いつも悔い改めなさいといわれるけど、どうしたらいいかわからない。質問するのもはずかしいし…」とひそかに悩んでいる人もいると思いますので、かんたんな「悔い改め」を紹介しますね。
「悪いことをした、神様に背いてしまった」と気がついた時に、そうしてしまった原因や理由をきちんと考えて、次は同じことをくり返さないようにしましょう。
その内容をほかのだれかの前でことばにしたり、記録に残したりする必要はありません。じぶんひとりでできます。
「ひとりで祈りなさい」という教えがありますが、そのはじまりはこういうことでもよいのではないでしょうか。
そして「浄化と上昇」を習慣にして、いつも<想>の波動の層にいることができるように心がけ、ちょっとはなれてもすぐに戻ることができれば、いつも神様のおそばにいることもできるのです。