(41)水系の意識の代弁者

日本列島の精神的エネルギーの領域で、聖書の物語が終ったことと関連して、記紀の神話の神々、正しくいうなら天孫族の神々の結界が切れた結果として、眷属界の存在も次々とモデルチェンジをはじめています。精神学協会に授けられた波動シールには、この眷属グループの各波動があるのですが、これらが、人間世界との意識の交流をするために用意されたことが明確になりつつあります。ひとつの例として、ある水系の農地で、野菜づくりをしている人物に、その水系の水神と称するもの、この場合は、河童でしたが、そこの農地での収穫物が、他とくらべて優れているのは、自分たちのはたらきがあるということを伝えてきたのです。日本列島の自然には、その土地ごとに、さまざまな神格を持つものの関与があることは、昔の人間は良く知っていたはずで、そのために各地で祭りが、いまも残っているのですが、その伝統を復活させないと、これからの地球的食糧危機に対応できなくなるとの警告も、そこには含まれています。日本中の農地は、どこかの水系に属しており、その河川にはある種の神格が、いまも存在しているということを忘れないためにも、水神さんとコンタクトして、その指導を受けることが、結果につながることになりそうです。

 

 二千二十二年 九月八日 積 哲夫 記