(62)味覚は、波動の知覚ということ

地球の人類に対する愛情ともいえる食べ物の供給にも、これから先は、責任というものが伴なうようになるようです。その代表が異常気象などによる食糧生産への影響ですが、その食料のもととなるもののほとんどは植物です。そして、この生き物としての植物は、波動的な交信能力を持つもので、その交信先には、人間も含まれています。そうした交信能力を持つ人間が耕した土地で育った作物が、固有の波動を出して、その作物を調理する人間とコンタクトをすることができれば、どんな料理法が、その時、最善なのかを、調理する人間は直観で知ることができます。そして、最後には、それを食べる人間が、その味覚の中で、その食材の持つヒストリーを味わいながら、それを作った人や、天にも地にも、感謝の念を憶える、というのが、この食の波動の連鎖の正しい姿なのです。それらのことを思い起こさせるためにあるのが、このフードの波動シールです。このシールを貼られた食材は、可能な限り、本来あるべき、その食料の味覚を、波動的に伝達するようになります。わかり易いのは、チーズなどの発酵食品で、普通の人間の舌でも、その差が理解できるはずです。波動の入口は、実は身近なのです。

 

二千二十三年 二月六日 積 哲夫 記