この地球上には、太古から、たとえば神界や仏界といったところではないところにある場に、たましいのルーツを持つ人間が、一定数、存在していて、それらの人間が、精神世界を探求する旅に出ると、「宇宙エネルギー」とでもいうべきものに出会うことになるようです。神や仏の道から入っても、たましいによっては、そこに到るプログラムがあり、それはブッダ以前のインドの知識にあり、近年では、ドイツのルドルフ・シュタイナーという人物が、再発見した、アカシックレコードという波動で、その領域とのデータ的な交流が可能になると考えられます。神秘的ないい方をすると、この宇宙の過去のデータは、すべて、そこに記録されているということです。発想を変えると、それは、人間の霊体と同じように、すべてを記録しているメモリーの領域ということになります。ここにあるデータ系が、インドだけではなく、西洋のカバラや占星術の背景にあるとすると、神や仏とは別の宇宙のデータのエネルギー系が存在していることになります。波動というものが、この宇宙と人間の情報系として存在することが分れば、歴史の意味も変わります。
積 哲夫 記